オークス観戦記

2024.05.22

夢のような週末を終え、慌ただしい日々に戻っております。先週は月曜日から徐々に体調が悪化し、火曜の夜に胃腸炎でダウン。金曜日まで寝込んだ後、ようやく東京へたどり着きました。
 
日曜日の東京競馬場は薔薇に彩られ、高貴な雰囲気が漂っていました。メインレースまでは、何も食べず歓声も上げず、ただひたすら時が過ぎるのを待ちました。
 
9レースが終わりパドックへ移動し、10Rの周回後に陣取ります。不安いっぱいで入場を待つ時間。去年の夏、新潟での初勝利から描いていた青写真とは異なるオークス。12月の出走回避や4月の惨敗を経て、目の前に現れた彼女の姿は、“よくぞここまで立ち直ってくれた😭”という感動を呼び起こしました。もちろん、100%の状態ではなと思いますが、桜花賞とはまるで別の馬でした。
 

 
緊張の鼓動が一気に高まりました。それまでは不安が勝っていたので、緊張することもなかったのですが、勝ちを意識すると止まらない緊張と興奮が押し寄せました。
 

 
落ち着かないままスタンドに戻り、その時を待ちます。スターターが歩いてきます。“あっ!!”馬券を買うのを忘れていました。ファンファーレが鳴り、スタート!その後はご存じの通り、ルメ様に導かれたチェルヴィニアが残り100mから鋭く伸びて快勝!私も狂ったように叫び、飛び跳ねていました。興奮冷めやらぬまま検量室前まで移動。戦い終えた人馬を迎え入れるのは初めての体験でした。
 
検量後、口取りのために馬場へ出ると、巨大なスタンドと大観衆が見えました。ほどなくして、優勝レイを掛けられたチェルヴィニアが登場し、写真撮影が行われました。その後、口取りの道中で知り合った馬主と品川まで移動し、祝杯を挙げてさらに余韻を楽しみました。
 
22時前に帰宅し、何度も録画を再生。体は疲れているはずなのに、興奮が続いていました。最高の週末でした。そして、夢は続くのでした。

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