阪神競馬場(2024.3.31)

2024.04.01

3月の最後の長い週末が過ぎ去りました。
 
土曜の深夜、ドバイシーマクラシックが開催され、シャフリヤールが素晴らしい走りを見せてくれました。
 
日本からは、中長距離の精鋭4頭が参戦しました。昨年のジャパンCと有馬記念の成績から見ると、彼は4番手と評されていましたが、着差を考えると展開次第で逆転の可能性を感じていました。そして、枠順が最高だったことから、期待に胸を膨らませて応援しました。
 
いつも通りスーツに身を包み、テレビではグリーンチャンネルを、パソコンではYouTubeを通じて現地の放送を視聴しました。モニター越しに見るパドックでの彼は素晴らしく、緊張が高まっていきました。
 
無難にスタートし、上手く好位に誘導されて、この時点で好走の予感を感じさせました。レースは淡々と進み、3~4角でシャフリヤールを含む3頭が後ろの集団を離していきました。“これは、勝ち目がある”と思い、前の2頭を交わば、2年ぶりの歓喜が。
「勝てるぞ!」「がんばれ!」「あ゛あ゛っ!」と深夜の部屋に響く叫びも虚しく、勝ち馬に突き放されて2着でゴールしました。
 
6歳になっても、このカテゴリーにおいて日本最高峰の1頭であることを証明しました。彼の走りは本当に素晴らしかったです。ただ、やはりもう一度シャフリヤールが勝つ姿を見たいと切望します。香港や米国が次なる舞台になるかもしれませんが、残されたチャンスを是非とも掴んで欲しいと願っています🙏
 
 
珍しく目覚ましで目が覚めた日曜の朝、ルージュエヴァイユの応援に行くマナ氏に誘われて、私もエピファニーの勇姿を拝みに阪神競馬場へと足を運びました。
 
土曜の阪神競馬の傾向から、勝ち目はあまりないと諦めかけていましたが、彼がGⅠレースに連れて来てくれたことに感謝しながら、馬券を楽しみながら本番を待ちました。
 
大阪杯(GⅠ)のパドックでは、GⅠ馬を含む全馬が重賞ウィナーで、強豪揃いの壮観な光景が広がっていました。しかし、私たちは唯一の重賞未勝利馬であるルージュエヴァイユを応援するためにココに来たのです。彼女は絞り込んだ馬体重からもわかる通り、勝利のためにココに来たと示すように、堂々とした姿を見せてくれました。
 
一方、私の愛馬であるエピファニーは、強豪たちに圧倒される中、やや緊張気味であり、正直なところ状態もあまり良くは見えませんでした。しかし、騎手は凛々しく、気合十分であり、乾坤一擲の騎乗を期待させてくれました。
 
私はパドック周回で一番良く見えたベラジオオペラの馬券を購入しました。馬主席に戻り、マナ氏と一緒にエヴァイユのチャンスを話しながらレースを観戦しました。エピファニーはゲートから落ち着きなく出遅れましたが、エヴァイユはスタートを互角に切り、1コーナー手前で内側に潜り込みました。「上手い!上手いぞ!」とマナ氏が叫びます。レースはスローペースで進み、勝負所では2頭とも内を回り、エヴァイユがエピファニーを突き放して前との差を縮めて行きました。私は愛馬から目を離して、エヴァイユを応援しました。「差せ!差せ!」と2人で声をかけながら、先頭を追い詰めましたが、惜しくも届かずにゴール。
 
一方で、背後からは勝ち馬陣営の歓喜の声が上がりました。何と、中央3頭目でGⅠ馬を手にしたとのことで、土曜日には3年目でUAEダービーを制覇した方もいるそうですが、持ってる人は本当に持っているんですね。馬主席にいると、大富豪や豪運な方々がたくさんいて、上を見るとキリがありません。自分も頑張ろう!と言う野心的な性格でなくて良かったと思います(笑)。
 
自分なりに細々と競馬を楽しめれば良いのですが、続ける事すら厳しい世界でもあります。ストレスの多い日々ですが、そんな時こそ笑顔で過ごそうと心掛けています。シャフリヤールもエピファニー、ルージュエヴァイユも残念だったなぁと笑って、次のレースを楽しみに待ちたいと思います。
 
それにしても、ルメールが無事だったことは本当に良かったです。チェルヴィニアの鞍上が彼でなくなるのは寂しいですが、引き継いだ方が彼の分も頑張ってくれると思います。ルメちゃんが元気に戻り、再び愛馬を勝利に導いてくれることを願っています。また先日は、高知の塚本騎手が落馬事故で亡くなられました。馬も騎手も危険と隣合せでレースに臨んでくれています。心からご冥福をお祈りいたします。

  • マナ より:

    いや〜充実した週末でした。ありがとうございました!
    シャフリヤール、頑張りました!馬券もありがとう!
    エヴァイユ、頑張りました!悔しいです。めっちゃ悔しいです。スガーラ君、次頑張ろ!馬券もありがとう!
    ベラジオオペラ、馬券ありがとう!
    さぁいよいよクラシックです。まずは無事に、そしてナイスレースを!

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